2007年08月

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セブンス・コンチネント

セブンス・コンチネントセブンス・コンチネント
DER SIEBENTE KONTINENT
THE SEVENTH CONTINENT
1989年/オーストリア/111分
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
製作:ファイト・ハイドゥシュカ
撮影:トーニ・ペシュケ
出演:ビルギッド・ドール、ディーター・ベルナー、ウド・ザメル、ゲオルク・フリードリヒ、他
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実話を元に製作されたとされる記念すべきミヒャエル・ハネケ監督第一回監督作品。

「ファニーゲーム」ほど不条理ものではないが、悪いほう悪いほうへ進む様はむしろ圧巻。

銀行に貯金していたお金を小銭も含めて水洗便所に流す長回しなどは、登場した家族の社会的価値への徹底的な抵抗に見られ、見る者に「何をそこまで思い詰めて」と感じさせるストイックさだ。

具象の世界から砂嵐に至るまでの過程が描かれた稀有な映画。

こういう映画を観ていると「言葉攻め」プレイを思い起こさせる。
「本当にこれでいいのか? ・・・そうじゃないだろう。」
というようなハネケ監督の言葉が聞こえてきそうである。

映画などの作品には「直接言語的映像」を使い、登場人物の目線のカットをふんだんにもちいた「体験型映像(AVで言えばハメ撮り)」がある一方で、物語などのプロットを使いながら何かを指し示す「間接言語的映像」があることを想起させられる。簡単に言えば、善くも悪くも「説教されている」ような感じの映画でした。本当に。

ちなみに「第7の大陸=セブンス・コンチネント」は実際には存在しない、架空の大陸のこと。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
1995年/日本/80分
監督:押井守
原作:士郎正宗
編集:掛須秀一
声の出演:田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大木民夫、玄田哲章、生木政壽、山内雅人、小川真司、他
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その表現などが「マトリックス」などに影響を与えたということで有名なこの「攻殻機動隊」をおよそ10年ぶりくらいに鑑賞。以前はVHSでの鑑賞だったので時代の経過を感じることに。

最近は「ピンポン」「アップルシード」などの曽利文彦監督の「ベクシル 2077日本鎖国」も観たいところだが、「攻殻機動隊を超えた」とかいうキャッチがつく程、「マトリックス」など、CG映画や他のアニメ作品に影響を与えた記念碑的作品。

個人的には、観る時に変に気張らずにすんなり観れるこの映画のメランコリー的なトーンがしっくりきて魅力的だが、逆に言えばそれだけこの映画によって別のトーンの世界に行くような気分転換は望めないような気もする。設定が近未来なところはフワっとした気持ちになれるところではありますが。

さらに、個人的には「情報の海にダイブ」した後にどうやって生きていくのかを観たかったので、いつもの押井作品のように「これからもっと面白くなってくる」ところで終わってしまうのは心苦しいところだが、何度観てもつい最後まで観てしまうのは、映像のリズムがよいせいなのでは、などと思ってみたり。

ちなみに「義体化」は現実の医学用語ではないらしい。
ウィキペディア(義体化)

アリゾナ・ドリーム

アリゾナ・ドリームアリゾナ・ドリーム
ARIZONA DREAM
1992年/フランス/140分
監督・脚本:エミール・クストリッツァ
製作:クローディー・オサール
撮影:ヴィルコ・フィラチ
主題歌:イギー・ポップ
出演:ジョニー・デップ、ジェリー・ルイス、フェイ・ダナウェイ、リリ・テイラー、ヴィンセント・ギャロ、ポーリーナ・ポリスコワ、ジャクソン・ダグラス、他
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基本的にこういう「腐った」感じの映画は清々しい気持ちにはなれないものの、変に頑張らずに平常心で観れるのがうれしい。

人は、それと認識しつつも、夢や幻想=希望を追い求めて生きていく、なんてことを思い起こさせる。

人間ドラマでジョニー・デップが主演だからか「ギルバート・グレイプ」を思い起こしたり。

映画好きの自分としては、自分の周りに、この作品のヴィンセント・ギャロのように映画を観ながら、作品の台詞を諳んじる人もいて、その人は特に「役者志望」というわけはないが、作品の価値観にシンパシーを感じた部分が多い作品だった。

作品全体に包まれる、なんというか「突き抜けているようで、閉ざした感じ」がモラトリアムというか青春映画っぽく、そんな時間の積み上げの中から生まれる愛情は自閉的でありながらも他と代えられない純粋さを維持している、などと思ってみたり。

この映画は使用言語が英語だったので、旧ユーゴ、サラエボ出身のエミール・クストリッツァ監督の「ハリウッド進出作品」とばかり思っていたが、意外にも製作国はフランスでした。

タイム・オブ・ザ・ウルフ

タイム・オブ・ザ・ウルフタイム・オブ・ザ・ウルフ
LE TEMPS DU LOUP
THE TIME OF THE WOLF
WOLFZEIT
2003年/フランス・ドイツ・オーストリア/109分
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
製作:ファイト・ハイドゥシュカ、マルガレート・メネゴス
製作総指揮:ミヒャエル・カッツ
撮影:ユルゲン・ユルゲス、衣装:リジー・クリストル
出演:イザベル・ユペール、ベアトリス・ダル、パトリス・シェロー、ローナ・ハートナー、モーリス・ベニシュー、オリヴィエ・グルメ、ブリジット・ルアン、他
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昨今はニュース映像などで世界中の残忍な事件などの映像がすぐに見れるような時代ですが、遠目でその事件を眺めるのではなく、「実際にその事件の当事者になったら」という目線で製作されたある意味現代的な作品。

DVDの特典映像のインタビューを見るに監督自身もとりわけ「パニック映画」を撮りたかったわけではなかったようだ。

ただ「こんなことが、あなたの身に起こったらどうする?」という問いが自体がこの映画のテーマなので、それぞれのエピソードや登場人物に対し「感じ方は人それぞれ」というスタンスで作られているように思う。ハネケ作品のなかでは「ファニーゲーム」並にキャッチの効いた映画だったようにも思う。

家畜を殺すシーンや少女の死体(ヌード)など、小道具、というか細部までリアルに再現されていたところがお金はなくても「大人の仕事」を感じさせる。

意外にもイザベル・ユペール、ベアトリス・ダルといったビッグネームの女優が出演しているが、そんな華のある映画でなかったところが特徴だろうか。

また、DVDのインタビューによると、この「タイム・オブ・ザ・ウルフ」「ピアニスト」の前に企画されていた作品のようだが、ユペールとハネケが独自ルートで資金集めを試みるも失敗し、半ば頓挫していたよう。「ピアニスト」のカンヌ受賞などの成功をきっかけに資金集めに成功し、撮影にこぎつけることができた作品のよう。

SURVIVE STYLE 5+(サバイブ スタイル)

SURVIVE STYLE 5+ プレミアム・エディションSURVIVE STYLE 5+プレミアム・エディション
サバイブ スタイル 5+プレミアム・エディション
2005年/日本/120分/PG-12
監督:関口現
企画・原案・脚本:多田琢
撮影:シグママコト
音楽:JAMES SHIMOJI
出演:浅野忠信、橋本麗香、小泉今日子、阿部寛、岸部一徳、麻生祐未、貫地谷しほり、神木隆之介、津田寛治、森下能幸、Jai WEST、荒川良々、ヴィニー・ジョーンズ、三浦友和、千葉真一、他
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こういうシークエンスというよりカットで魅せる感じの映画はあまり好みではないが、「鮫肌男と桃尻女」などのイケてるCM製作者が作る漫画のような映画は何度みても「個人」というよりは「社会」の歪みや病みを感ぜずにはいられない。

個人的なそれはそれなりにシンクロできますが、社会的なそれは、なんというか、アクの強い広告代理店のように手のつけようがない、ような印象を持つ。それはちょうど、PV製作者たちが実際のファインアートなどのアーティスト達よりもアーティスティックな風貌であることなどと似ているような気がする。

なんというかCM出身の人の映画って悪い意味で人間描写が表層的な気がしてしまう。世界には哲学だって歴史だってあるのに、「そんなものは存在しない」かのような軽い振る舞いに、「できそこないのアメリカ」感が生まれるような気がする。

ポップになりきれないけれど、表層的にしかモノを考えることができないから=もとめられていないから、メッセージ、というかテーマ、というか、人間描写が画一的に見えてしまう気がする。

とはいえ、もう定着しているのかもしれませんが、良くも悪くも、今までの日本映画に対して一石を投じている作品群ではあるとは思う。「新感覚」というより、なんというか金持ちでオシャレなアッパークラスの日本人向けの映画なのかな。それか学生向け。

「SURVIVE STYLE 5+」公式サイト
http://ss5.goo.ne.jp/

日の名残り

日の名残り コレクターズ・エディション日の名残り コレクターズ・エディション
THE REMAINS OF THE DAY
1993年/イギリス/134分
監督:ジェームズ・アイヴォリー
製作:マイク・ニコルズ、イスマイル・マーチャント、ジョン・コーリー
原作:カズオ・イシグロ
脚本:ルース・プラワー・ジャブヴァーラ
撮影:トニー・ピアース=ロバーツ
出演:アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、ジェームズ・フォックス、クリストファー・リーヴ、ピーター・ヴォーン、ヒュー・グラント、ミシェル・ロンズデール、レナ・ヘディ、ベン・チャップリン、他
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「モーリス」「眺めのいい部屋」などのジェームズ・アイヴォリー監督作品。

2005年にはジェームズ・アイヴォリー監督とカズオ・イシグロ氏のコンビで真田広之氏なども出演の「上海の伯爵夫人」(The White Countess)があったようで、近いうちに観たい作品の一つ。

この「日の名残り」は、まず、伯爵だかなにかの称号をもつアンソニー・ホプキンスがバトラー(執事)として仕える者として演じている点が興味深い。

映画前半は状況説明のためのシーンが多くなってしまっていてなかなか鑑賞は難しいが、後半はホプキンスの一挙手一投足に目が離せない。

「愛と死の狭間で」などのエマ・トンプソン、「スーパーマン」などの、怪我をする前のクリストファー・リーヴ、若き日のヒュー・グラントなど、蒼々たる英国の映画俳優が出演していて、それだけでも観る価値は高い。これに加え、常連のダニエル・デイ・ルイスなんかも出演していれば。

「パブリック」と「プライベート」、ラスト間近の屋敷の外から、屋敷内に佇むホプキンスのカットなど、屋敷の「内」と「外」といった二項対立がハッキリと描かれていた気がする。

それぞれの境目は「モラル」というか暗黙の了解でほどほどにあるべき姿が予め決められているが、そこから逸脱しているように見えるホプキンスに対する視線が中立的であったところも興味深かったところだ。

日本生まれのカズオ・イシグロ氏の原作、アメリカ人のジェームズ・アイヴォリー監督、インド人のイスマイル・マーチャントが製作というイギリス人でないスタッフが中心でこれ程イギリスの内部を描いた作品を作っているところも面白い。

コード:アンノウン

コード:アンノウンコード・アンノウン
CODE UNKNOWN
CODE INCONNU: RECIT INCOMPLET DE DIVERS VOYAGES
2000年/フランス・ドイツ・ルーマニア/113分
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
製作:マラン・カルミッツ、アラン・サルド
製作総指揮:イヴォン・クレン
撮影:ユルゲン・ユルゲス
出演:ジュリエット・ビノシュ、ティエリー・ヌーヴィック、ヨーゼフ・ビアビヒラー、アレクサンドル・ハミド、他
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この作品もなんというか、いつものハネケ作品と同様に、「説明を省いて問いかける系」の映画。「分かりにくい」なんて監督本人に言ったら「説明はしない云々かんぬん」長々と説明されそうな感じである。

「71フラグメンツ」もそうだったけれど、「観ていれば分かる映画」ではなく、ハネケ監督の挑発に乗っかることで初めて道筋が見えてくるような、観る側の能動性が求められる映画。

オープニングとエンディングの「手話」などのそれぞれのエピソードの断片それぞれが複雑に絡み合うことを求めたような映画ではないこと、そうではないところを魅せることに終始しているところは、今から7年も前の映画だが、魅せ方に斬新さを感じないわけにはいかない。

さらに、ハネケ監督の代表的な映像演出の手法として長回しがあるが、その編集では、カットの頭、あるいは、最後にその長回しで魅せるエピソードが含まれていることが多いことを発見。

「コード:アンノウン」公式サイト【英語】
http://www.atalantafilmes.pt/2001/codigo/index.htm

めぐりあう時間たち

めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)
The Hours
2002年/アメリカ/105分
監督:スティーヴン・ダルドリー
原作:マイケル・カニンガム
脚本:デイヴィッド・ヘアー
撮影:シーマス・マクガーヴィ
出演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ、スティーヴン・ディレイン、ミランダ・リチャードソン、他
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「めぐりあう時間たち」は「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルドリー監督のハリウッド進出作品。原作はベストセラーとなったらしいマイケル・カニンガム。作中では「ダロウェイ夫人」を執筆するヴァージニア・ウルフ役を特殊メイクか何かのニコール・キッドマンがシビアに熱演している。

以前に1度鑑賞したが、正直英文学の素養のない私には前提とされる設定に気づくことなく、不快感を伴う不可解感を持った印象があるが、今回は豪華にも解説付きで鑑賞。原作が売れたことを前提に作品を製作した感がある。

特に後半がなかなか面白かった。音楽でなかば強引に登場人物の感情の流れをつなげている感はあるものの、3つの「時代」「場所」「人物」が徐々に重なり合う瞬間などは見応えがある。

最近は不治の病ではなくなった(発症を抑えられるようになった)らしいエイズですが、90年代前半の盛り上がりを感じさせる映画でもあった。

たしかこの当時は、今の日本で右翼的な映画がバンバン作られているように、ハリウッドを含めた世界中でセクシャルマイノリティーをテーマとした同性愛映画が多かった記憶があるが、本作はその代表のような印象がある。

アクチュアリティ=流行ということなのだろうか、などと考えてみたり。

71フラグメンツ

71フラグメンツ71フラグメンツ
71 FRAGMENTE EINER CHRONOLOGIE DES ZUFALLS
71 FRAGMENTS OF A CHRONOLOGY OF CHANCE AMOK
1994年/オーストリア・ドイツ/95分
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
製作:ファイト・ハイドゥシュカ
製作総指揮:ヴィリー・ゼクレア
撮影:クリスチャン・ベルジェ
プロダクションデザイン:クリストフ・カンター
出演:ガブリエル・コスミン・ウルデス、ルーカス・ミコ、オットー・グルーンマンドル、アンヌ・ベネント、ウド・ザメル、ブランコ・サマロフスキー、クラウディア・マルティーニ、ゲオルク・フリードリヒ、他
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なんというか「小細工なしの直球勝負」といったストイック感の強い作品。

ハネケ監督はDVDに収録さているインタビューでは「全体ではなく断片ひとつ一つの総和がひとつのドラマツルギーとなり、観客はおのおのの経験からそれぞれの断片からリアルな経験をつくりあげる」というようなことを言っている。

観ている時はセルビア?の政治難民の物語かと思ったが、その少年のエピソードも中心的な断片のなかの一つであったことに気づかされる。

彼の映画に「希望」や「明るさ」があまり感じられないのは、ハネケ監督の言葉によると、「それを表現した瞬間に凡庸なもの(イメージ)になりさがる」からであるようだ。「観客に別の世界(希望がもてる世界=良い世界)を喚起させるためには、それ自身を描かないこと」が必要となるようだ。

美学者のアドルノは「芸術は説明なしに真実のみを表現する」というようなことを言っているようだが、これを「啓蒙的な映画」と考えると、説明を聞いて理解した事象ではなく、確かに自分で観たもの、自分で体験したものを拠になりながら、人の生活は行われているようにも思う、などと考えてみたり・・・。

インランド・エンパイア

Inland Empire (David Lynch)インランド・エンパイア
Inland Empire
2007年/アメリカ・ポーランド・フランス/180分
監督・製作・脚本・撮影:デヴィッド・リンチ
製作:メアリー・スウィーニー
撮影:エリック・クレーリー、オッド・イエル・サルテル、オーレ・ヨハン・ロシュカ
出演:ローラ・ダーン、ジェレミー・アイアンズ、ハリー・ディーン・スタントン、ジャスティン・セロー、カロリーナ・グルシュカ、スコット・コフィ、ナスターシャ・キンスキー、ナオミ・ワッツ、裕木奈江、他
See details at Amazon

今日、恵比寿ガーデンプレイスの11時からの回で鑑賞したが、上映後の裕木奈江さんの舞台挨拶には、共同通信などマスコミのカメラ、4・5台が来ていた。鑑賞後家に帰るとYahoo! ニュース「裕木奈江が5年ぶり登場」でさっそく記事になっていて、単純にそのスピードには驚くばかり。というかそれ以上に、裕木奈江さんが映画の中で重要な役所として長回しのカットで出演していたことにはもっと驚いたのですが。

結果的には封切り後の早いうちにデヴィッド・リンチ監督の最新作を平日の昼間にゆったりと観れたのはこの上なく贅沢な気持ちになったが、作品的には、終盤にカタルシスらしきものを感じられる点や音楽の使い方などは分かりやすく感じたが、個人的には「マルホランド・ドライブ」で感じた高い期待を上回ることはなかったように感じてしまったのは残念なところ。

製作の経緯はさておき、劇場で1800円払ってPD-150をテレシネしたMini-DV映像は観たくないし、リンチ監督はそう思わなかったようだが、180分を必要とする映画でもなかった気はする。

ただ、もう少しで自分が今何を観ているのかわからなくなりそうながらも、うっすらと時間について行くような、最近のリンチ作品のいつもの「不可解感」をめいっぱい感じられたのは貴重な体験で、これからしばらく「そういえばあのカットは・・・」と思いを巡らせることができて、長い時間楽しめるであろう作品だったことは嬉しいことだ。

友情出演のナスターシャ・キンスキーとナオミ・ワッツは観ている最中には見つけられなかったのは残念に思ったが、ナオミ・ワッツは着ぐるみで登場していたらしい。さすがに声だけでは判断できません。

「インランド・エンパイア」公式サイト
http://www.inlandempire.jp/

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