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私の頭の中の消しゴム

私の頭の中の消しゴム私の頭の中の消しゴム
A Moment to Remember
2004年/韓国/117分
監督・脚本:イ・ジェハン
撮影: イ・ジュンギュ
出演:チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク、パク・サンギュ、クォン・ビョンギル、キム・ヒリョン、他
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「オールド・ボーイ」以来、久々に韓国映画に挑戦。

ツタヤのレンタル状況を見ても、興行収入が好調な映画だったようですが、そのような映画によくあるように、僕にとっては敷居が高い映画だった。

「純愛」をテーマにしてアッと驚く映画を作るのは特に難しいとは思いますが、日本の状況でいうなら映画、というよりドラマな感じがした。

ネタ的には過去に同じ物は星の数ほどあるだろうし、見せ方が映画愛を感じる、というよりは、キャッチを狙っている感があった。恋愛映画で人間洞察が甘いと連続ドラマのようになることを再認識。

でも、このような話を好む人は後を絶たないようなので、ディテールを少し変えながら同じような作品が作り続けられるのかもしれない。

リアルを目指した恋愛エンタテイメント映画になっている気がするので、映画にうまく入れればとても楽しめる作りになっているとは思うが、入り込むためにはそれなりに人を選ぶとは思うので、退屈に感じてしまう映画好きも少なくないはず。

オールド・ボーイ

オールド・ボーイ プレミアム・エディションオールド・ボーイ プレミアム・エディション
Old Boy
2004年/韓国/120分
監督・脚本:パク・チャヌク
原作:土屋ガロン、嶺岸信明
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン、他
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数年前にカンヌ映画祭でグランプリに輝いた近年の元気のよい韓国映画を代表するような愛憎物語。

韓国映画はあまり観ないのですが、その原因の一つに、サッカーを観ていても同じなのですが、見た目が日本人に近いわりにはテンションが日本人のそれとは大きく異なることに違和感を感じてしまうことが多いように思う。香港映画や中国映画もそうなのですが。

欧米やアフリカなど骨格や皮膚の色などが明らかに異なるような人々の映画は「違うもの」としてフラットな気持で観れるのですが、なまじ似ていると同じものとして観ようとするが、そうではない、という違和感がどうも心地悪く感じてしまうようである。

結局この映画、凄く「魂」のこもった映画だとは思うのですが、同じことでも「そういう風には言われたくない」と感じてしまいます。一種の拒絶反応ですな。

でも、文句を思いながらも最後まで集中して観たことは確かです。

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