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銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜 [DVD]
銀河鉄道の夜 [DVD]宮澤賢治

アスミック 2002-03-22
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.[DVD]
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おすすめ平均
stars雰囲気が違いすぎる。
stars人生は愉し
stars体調不良?
starsヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【通常版】への感想
starsシンジとレイのエンタメ作品。その分、内容は希薄。

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アリス・イン・ワンダーランド

アリス・イン・ワンダーランド ブルーレイ+DVDセット (ファンタジー・アートケース 特典付き) [Blu-ray]
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おすすめ平均
starsアン・ハサウェイ/白の女王のイカれた演技が絶品
starsアリス×ディズニー×バートン
starsファミリー向けとしては大成。コアなファン向けとしてはどうか・・・
stars素直な感想
stars微妙です

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

EMOTION the Best 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [DVD]
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おすすめ平均
stars今度のテーマは「高齢社会」
starsアクションアニメの王道
stars近未来の日本の老齢化社会と介護システムをリアルに描いてますね
stars傀儡廻
stars委ねてみるわ…ゴーストの囁きに

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攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven

EMOTION the Best 攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven [DVD]
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おすすめ平均
stars個別の11人事件がよくわかります
stars攻殻機動隊に対する認識を新たにした作品
starsよりスケールアップした続編

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man

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おすすめ平均
stars笑い男事件がよくわかるのでお薦めです
stars惹き込まれます
stars無駄のないスピード感が気持ちいい

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スカイ・クロラ

スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray]
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おすすめ平均
stars新境地開拓の難しさを自ら証明してしまった押井氏の皮肉。
stars日本版はぼったくり
stars映画館で観たい映像世界
stars素敵。
starsループかリセットか

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パプリカ

パプリカパプリカ
Paprika
2006年/日本/90分
監督・脚本:今敏
アニメーション制作:マッドハウス
原作:筒井康隆『パプリカ』(中公文庫/新潮文庫)
声の出演:林原めぐみ、古谷徹、江守徹、堀勝之祐、大塚明夫、山寺宏一、田中秀幸、こおろぎさとみ、阪口大助、岩田光央、愛河里花子、太田真一郎、ふくまつ進紗、川瀬晶子、泉久実子、勝杏里、宮下栄治、三戸耕三、筒井康隆、他
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たしか去年、テアトル新宿で予告編を見て「夢がこぼれる話なんて」とガッチリ喰いついたものの、何故か劇場公開を見逃しようやくDVDで鑑賞。

今敏監督の前作「東京ゴットファーザーズ」ではホームレスが主人公というある意味設定自体が野心的な作品だったが、今回は「ありがち」といえばそんな感じの近未来的な設定。

見終えて感じたのは「東京ゴットファーザーズ」でもそうだったが(「PERFECT BLUE」「千年女優」は観たけど忘れてしまった)プロットの展開にリズムがあって、本で言うならば「ページを捲りやすい」感じの映像に仕上がっていること。

物足りなかったところとしては、作品自体のスケールが押井作品や宮崎作品のように「文明とは」「インターネットとは」といった大きいテーマがなかったように感じたところ。ディテイルや機微で観れるのですが、トータルでの満腹感がないのはそのためだったような気がする。

「夢」だったらユングをだしてみるなり、広がりの可能性があるテーマであるだけに、原作者と監督にその素養がないためか、「深いテーマを浅く掘った」印象が残る映画になってしまった。

それと、カッコいい映像ではありましたが、特に夢の部分が「どこかで観たことがあるような映像だった」こと。テレビ作品じゃなくて映画なのでそこらへんは求めないわけにはいかない。

ただ、何のひねりもない、かんたんなオチではあったが、ヒューマニズム的には今監督のテイストが出ていた作品だったようには思うので、「PERFECT BLUE」「千年女優」「東京ゴットファーザーズ」などの今敏監督作品のファンはこぞって観るべき。


「パプリカ」公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
1995年/日本/80分
監督:押井守
原作:士郎正宗
編集:掛須秀一
声の出演:田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大木民夫、玄田哲章、生木政壽、山内雅人、小川真司、他
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その表現などが「マトリックス」などに影響を与えたということで有名なこの「攻殻機動隊」をおよそ10年ぶりくらいに鑑賞。以前はVHSでの鑑賞だったので時代の経過を感じることに。

最近は「ピンポン」「アップルシード」などの曽利文彦監督の「ベクシル 2077日本鎖国」も観たいところだが、「攻殻機動隊を超えた」とかいうキャッチがつく程、「マトリックス」など、CG映画や他のアニメ作品に影響を与えた記念碑的作品。

個人的には、観る時に変に気張らずにすんなり観れるこの映画のメランコリー的なトーンがしっくりきて魅力的だが、逆に言えばそれだけこの映画によって別のトーンの世界に行くような気分転換は望めないような気もする。設定が近未来なところはフワっとした気持ちになれるところではありますが。

さらに、個人的には「情報の海にダイブ」した後にどうやって生きていくのかを観たかったので、いつもの押井作品のように「これからもっと面白くなってくる」ところで終わってしまうのは心苦しいところだが、何度観てもつい最後まで観てしまうのは、映像のリズムがよいせいなのでは、などと思ってみたり。

ちなみに「義体化」は現実の医学用語ではないらしい。
ウィキペディア(義体化)

ルネッサンス

RenaissanceRenaissance
ルネッサンス
2007年/フランス・イギリス・ルクセンブルグ/106分
監督:クリスチャン・ヴォルクマン
脚本:アレクサンドル・ド・ラ・パトリエール、マチュー・デラポルト
音楽:ニコラス・ドッド
声の出演:ダニエル・クレイグ 、キャサリン・マコーマック 、ジョナサン・プライス 、ロモーラ・ガライ 、イアン・ホルム 、ケヴォルク・マリキャン
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「新種のアニメ」のような触れ込みに乗せられて鑑賞。アニメの新作にはどうしても「アキラ」「攻殻機動隊」クラスの仕上がりを期待してしまうところがそもそもの間違いか。

なんというか全編ほとんど白と黒のコントラストだけで「色」がない、という意味では「スカイ・キャプテン」に通ずるところがあるが、「実写ベース」ではない。劇場のシネセゾン渋谷では、音が後ろから聞こえたことが印象的だったが、さして「まったく新しいアニメを観た」というようなありがたみは感じなかった。かといって過去のアニメの「焼き直し」感は画的にはなかったので新しい画だったのかもしれない。

プロット的には「どこかで観た感じのする」もので、斬新さなどは感じることはなかった。せっかく実写のような「重さ」がないのでスケールの大きな画がもっと欲しかったし、その画をプロットに緻密に入れ込んで欲しかった感が残る。

紙媒体でも、4色の印刷物でないと人になかなか手にとってもらえないことをなどを踏まえると、わざわざ1色の映画を作るのは、本来、相当の赤字の覚悟が必要だということを再確認することに。

「ルネッサンス」公式サイト
http://www.renaissance-movie.net/

ザ・プラネット

ザ・プラネットザ・プラネット
The Planet
2001年/アルゼンチン/55分
音楽:フェルナンド・カブサッキ
監修:パブロ・ロドリゲス・ハウレギ
クリエイター:シルヴィア・アンブレ・ツガッツィ、フローレンシア・バレストラ、ホセ・マリア・ベッカリア、ジュリエッタ・ポッカード、マックス・カチンバ、ルイス・ブラー
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アルゼンチンのアニメーション、と聞いてがっつりと喰いついて鑑賞。

漠然と長編を期待していたが、パブロ・ロドリゲス・ハウレギ氏の監修による、複数のアニメーション作家の短編オムニパスもの。

線や色の使い方が独特といえばそうだが、紙素材のアニメーションが多かったせいか、日本の作家によるものとさほど変わりはないようにも感じる。

美術的な作り込みが必要なパペットものの方が作家性を出しやすいのかもしれない。

日本からみて地球の裏側の情報はあまり入ってこないが、自分らと同じような感性でアニメーションを製作していることを認識できた作品。

映画もそうだが、短編でオリジナリティー、というか作家性を出すのは難しいことを再確認。

実写ばかり観ているとつい、1コマの瞬間性に鈍感になってしまいがちだが、1秒たりとも無駄にできないというか、提示する時間・瞬間の重要性を思い出させられる。

東京ゴッドファーザーズ

東京ゴッドファーザーズ東京ゴッドファーザーズ
TOKYO GODFATHERS
2003年/日本/90分
監督・原作・脚本:今敏
脚本:信本敬子、音楽:鈴木慶一
声の出演:江守徹、梅垣義明、岡本綾、飯塚昭三、加藤精三、石丸博也、槐柳二、屋良有作、大塚明夫、小山力也、柴田理恵、矢原加奈子、犬山犬子、山寺宏一、他
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11月25日からテアトル新宿などで最新作「パプリカ」が公開される今敏監督の「PERFECT BLUE」「千年女優」に続く第3作。

キャラクターデザインにはマッドマックス。音楽はムーンライダーズの鈴木慶一氏が参加している。

DVDの特典映像で監督本人も言っていましたが、イケメンとかではないホームレスが主人公の映画(実写)だったら企画の段階で通らない。アニメだからこそできることがる、ということを考えさせられる。

この映画は「画」は所謂「リアルな感じ」でクールだが、設定自体は現実に基づいてはいるが、プロットは今監督の願望が込められた、むしろ「べたな感じ」のものとなっており、そのギャップが魅力のひとつになっていると思う。

「美少女」とか「爆発」ばかりがアニメではない、ということを気づかされますが、それって一見「実写でやればいいじゃん」と思えますが、作り手にとっては、キャスティングなど興行的に実写だと難しくなってしまうという現実もあります。でも、観る側としてはそんなことは考えないのでひょっとすると、この映画はなかなか評価されにくい作品なのかもしれません。

人と人の愛情あふれる映画に仕上がっていますが、キャッチに欠ける感はあるのかもしれない。

「東京ゴッドファーザーズ」公式サイト
http://www.sonypictures.jp/archive/movie/worldcinema/tgf/

ねこぢる草

ねこぢる草ねこぢる草
Cat Soup
2000年/日本/33分
監督・脚本・構成:佐藤竜雄
原作:ねこぢる(月刊ガロ・青林堂)
構成・脚本・作画:湯浅政明
音楽:手使海ユトロ
キングレコード
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ストーリーは部分的に漫画(紙)の方で観たことがあるものだったような気がする。

何年か前に「CD-ROM漫画」のようなものが少し流行って、その時の「BGM入り漫画」は見たことがあるけれど、動く「にゃっ太」と「にゃー子」が見れたのは驚きだった。それと鳴き声。にゃ~。

アップルシード

APPLESEEDAPPLESEED
2004年/日本/103分
原作:士郎正宗
製作:曽利文彦
監督:荒牧伸志
音楽:Boom Boom Satellites
声優:小林愛、小杉十郎太、松岡由貴、他
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「イノセンス」と同時期の公開で、「フル3DCG」、などで話題になったアニメだったと思います。ゴンゾなども「フル3DCG」ものをやっているようなのですが、「凄い!」と思う画もあるのですが、映画として通して観ると描写にバラつきがあるように感じてしまうのは私だけでしょうか?

気の強い女の子が主役、というのは「攻殻機動隊」にも通じますが、こちらの方がベタた意味でのアニメの画に近いタッチでキャラクターを描いていたように思います。ここらへんは作画監督の違いによるものか…。

プロットが「古風」というより「保守的」な感じがしましたが、こういうのは観る側の勝手な期待なのだろうか。そうこういいつつも最後まで一気に観てしまい。観せ方などの完成度は高い、ということか。

イノセンス

イノセンス スタンダード版イノセンス スタンダード版
INNOCENCE
2004年/日本/99分
監督・脚本:押井守
原作:士郎正宗
声優:大塚明夫、田中敦子、山寺宏一、大木民夫、仲野裕、竹中直人、他
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あの「攻殻機動隊」「パトレイバー」などの押井守氏が監督ということで、公開前から圧倒的に期待していたにも関わらず、劇場へはなかなか足が向かずDVD化を待って鑑賞。

周りでは「手放しの大絶賛」声は少なかったのですが、引用文の多さや予想以上に「素子」が登場しなかった(バトーとトグサばかり)のため、自分の期待は少し裏切られる。

とはいえ、本質(言いたいこと)の中心の周りをクルクル回るような「押井節」は健在。意味ありげなまま展開するプロット、凄まじい画力に圧巻。特にオープニング映像が素晴らしい。

1回観ただけでは引用文などの情報が入りきらないので「もう1度」観たくなる。

たしか、カンヌに出品していたけれど、画と比べてしまうと内容に魅力があれば…とも思う節も。


うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーうる星やつら2
ビューティフル・ドリーマー

1984年/日本/98分
監督・脚本:押井守
原作:高橋留美子
声優:平野文、古川登志夫、神谷明、杉山佳寿子、島津冴子、藤岡琢也、他
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新宿ツタヤでは5本中4本が貸し出し中でした。なかなかの人気なようです。

友人からは「あれって夢オチなんでしょ?」とかたづけられてしまいましたが、久々にスケール、というか発想の大きな作品を観たような気がします。

押井守は高橋留美子のような作家と組んだほうが、バランスがとれる、と同時に、それ以上の魅力を作品に与えることができると思うのです。だって戦車とかばっかし見せられてもね。。

パトレイバー1・2

機動警察パトレイバー 劇場版機動警察パトレイバー 劇場版
1989年/日本/98分
原作:ゆうきまさみ
脚本:伊藤和典
監督:押井守
声優:冨永みーな、古川登志夫、大林隆介、榊原良子、池水通洋、他
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機動警察パトレイバー2 the Movie機動警察パトレイバー2 the Movie
1993年/日本/113分
原作:ゆうきまさみ
脚本:伊藤和典
監督:押井守
音楽:川井憲次
声優:根津甚八、竹中直人、冨永みーな、古川登志夫、榊原良子、他
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「パトレイバー1・2」は特に2の方が面白かったです。 攻殻機動隊の原点といえば原点なのですが、ビル屋上の白い鳥、など攻殻機動隊とのネタの使い回しを感じます。

どんなネタをやっても「押井」を感じるというより、同じネタを脚本家を変えてやっているような気もして、
作家としての広がりを感じない気もします。でも面白いのですが。。

カンヌなどのインタビューではそれっぽい意味深なことを言っていた気がしますが、手塚や宮崎のようなメインストリームというより独自路線の人なのかな、という印象です。


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「映画喫茶」は自主映画監督、酒井啓が鑑賞した映画や小説などについて綴ったデータベースです。プロフィールなどの詳細は下記公式サイトへどうぞ。

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