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愛するSEX

愛するSEX愛するSEX
SEXO CON AMOR
2003年/チリ/90分
監督・脚本:ボリス・ケルシア
製作:ディエゴ・イスキエルド
撮影:アントニオ・ケルシア
出演:シグリッド・アレグリア、ボリス・ケルシア、他
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邦題は「愛するSEX」だが、どちらか言うと「愛のあるSEX」といった感じで、ジャケの印象とは裏腹に、比較的真面目なヒューマンドラマだった。

DVDの裏ジャケには「チリで空前の支持を集めた!」というようなキャッチに踊らされ「意識的にチリ映画を観た事がない」→「どんな映画だろう?」というような流れで鑑賞することに。

使用言語はスペイン語だったが、スペイン語自体が、イタリア語とフランス語を足して2で割った感じで、普段耳にしない言語だけに、それだけで印象的。

映画自体は思ったより普通で、脚本の構成・演出もオーソドックス。ただ、おそらくカソリックの国、チリは「性」に関して保守的な態度が多いらしく、女性のパンツ越しの股座カットの数などが以外と多く、局部アップは誰のものであっても、然程変わらないことなどを再認識することに。

個人的には「性」の扱い方に興味があったが、サスペンスとエロスを一体化されるよりは、ヒューマンドラマとエロスが合体している方が個人的に好みであることを認識させられた。

ヒューマンドラマの体裁になっているため、ひとまず、性に疎い「箱入娘」はオススメの一本。スタイリッシュなものが好みの方には、マイケル・ウィンターボトム監督の「I want you」をお勧める。大島渚監督の「愛のコリーダ」並に映画の作品内で前張りなしで本番をしているようです。

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