ぼくを葬る

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ぼくを葬るぼくを葬る
Le Temps Qui Reste Time to Leave
2005年/フランス/81分/R-15
監督・脚本:フランソワ・オゾン、撮影:ジャンヌ・ラポワリー
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ダニエル・デュヴァル、マリー・リヴィエール、クリスチャン・センゲワルト、ルイーズ=アン・ヒッポー、アンリ・ドゥ・ロルム、ウォルター・パガノ、他
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この「ぼくを葬る」は「クリミナル・ラバーズ」「まぼろし」「8人の女達」などのフランソワ・オゾン監督の「ふたりの5つの分かれ路」に続く最新作。

個人的には「ふたりの5つの分かれ路」でたっぷり嫌気がさしていたが、この感情にも嫌気がさしむきになって鑑賞。

映画のテーマとしては「不治の病」「同性愛」「代理父」などのディープなネタが絡み合う。

個人的には母親役?のマリー・リヴィエールをエリック・ロメールの「緑の光線」のデルフィーヌ以来初めて見かけて驚いた。もちろん彼女も歳は重ねてはいたが、20年経っても変わらない人柄のようなものを再確認できたのは映画好きとして嬉しいかぎり。

ジャンヌ・モローの見事なおばあちゃんっぷりにも驚いたが、フランソワ・トリュフォー監督の「ジュリーとジム」の頃の彼女が懐かしくもあり、複雑な気持ち。

映画事態は予算なども含めシンプルな作りで、日本の映画でも製作可能な本のようにも感じる。


「ぼくを葬る」公式サイト
http://www.bokuoku.jp/
「フランソワ・オゾン」公式サイト
http://www.francois-ozon.com/







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