![]() | CODE46 スペシャル・エディション 2003年/イギリス/93分 監督:マイケル・ウィンターボトム 脚本:フランク・コットレル・ボイス 撮影:アルウィン・カックラー、マルセル・ザイスキンド 出演:サマンサ・モートン、ティム・ロビンス、ジャンヌ・バリバール、オム・プリ、エシー・デイヴィス、他 Amazonで詳しく見る |
う~ん、この映画のちまたの評価ってそこそこ高いように思うのだが、個人的には食べ物で例えると、ファミレスのパフェのようだった。それなりに豪勢な感じで彩りよくいろいろな具材は入っているものの、オリジナリティーに欠ける感じというか。
「CODE46」規制とか「共鳴ウイルス」とか、思わせぶりでいいネタやいい映像はあるにはあるのですが、本来あるべき重厚さがなくぺらぺらしていて考えるネタとしては物足りない。かといって脱構築しているわけでもないし、何だかなー、という印象は拭えない。
ただこの映画の映像や音楽にはジャンキーなアミノ酸的な嗜好性は存分にあるので、なんとなく鑑賞するにはもってこいのような気はする。綺麗な映像で積み上げられた恋愛SF映画はあまりないのでカップルが雰囲気を出したりするにはいいものかと。
同様の恋愛SFのジャンルの映画には「ガタカ」やタルコフスキー版「惑星ソラリス」、ソダーバーグ版「ソラリス」などがあるが、真面目に近未来についてひたすら考えるならば「惑星ソラリス」、それに加えムードも欲しければ「ガタカ」、ムードに加え深読みもしたければ「ソラリス」、ひたすらムードに浸りたければ「CODE46」をオススメする。