![]() | 不詳の人 2004年/日本/64分 監督:山下敦弘 脚本:向井康介 撮影:近藤龍人 編集:山本浩司 出演:海老原薫、土屋壮、大澤聖子、高橋美保、津川美幸、土橋直美、永井陽子、東亜希子、山本剛史、他 Amazonで詳しく見る |
この「不詳の人」「道」は「その男狂棒に突き」と同様なドキュメンタリーを装ったフィクション映画。
ふと、この映画の面白さって「近しい人の他人事」なのかなと思う。ネットでどこかの記事にも書いてあったが、確かに登場人物に感情移入して観るような映画ではない。「明日はわが身」というよりは、「気持ちはわからんでもないが、所詮他人事」といった事柄をその「他人」に近い目線で作られているところに笑いというか面白さがあるように感じる
「ハイこれがおもしろいとされているものです」というような提示はハードルが高いが、必死に苦しんでいる「他人」の、その人自身の目線で語られていれば、映っている当人や事柄自体は緊迫しているので、それを観る側のハードルも低く設定されやすい。
個人的には「美男、美女」ばかりが登場する「その男狂棒に突き」を観てみたいが、そんなものは存在不可能だろうか。