ナイト・オン・ザ・プラネット

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ナイト・オン・ザ・プラネットナイト・オン・ザ・プラネット
Night on Earth
1991年/アメリカ/119分
監督・製作・脚本:ジム・ジャームッシュ
撮影:フレデリック・エルムス、音楽:トム・ウェイツ
出演:ウィノナ・ライダー、ジーナ・ローランズ、ジャンカルロ・エスポジト、アーミン・ミューラー・スタール、ロージー・ペレズ、イザアック・ド・バンコレ、ベアトリス・ダル、ロベルト・ベニーニ、パオロ・ボナチェリ、マッティ・ペロンパー、他
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最近では「コーヒー&シガレッツ」などが話題になったジム・ジャームッシュ監督作品。

この「ナイト・オン・ザ・プラネット」などはちょうど僕が大学時代に公開されていたような気がする。流行りものというよりは映画史に残るような作家として注目を浴びており、「パーマネント・バケーション」「ダウン・バイ・ロー」「ミステリー・トレイン」など低予算ながら独自のテイストの作品を量産していた記憶がある。

たぶん15年ぶりくらいに観た今回の「ナイト・オン・ザ・プラネット」はプロットなどほとんど見事に忘れていた。「観た瞬間に思い出す」という調子のいい言い訳を思いついたり。

ただ、今回気になったのは何故「ニューヨーク編」と「ロサンジェルス編」のアメリカが2編あるのか。また、それとは別に、改めて観ると最初のウィノナ・ライダー VS ジーナ・ローランズのニューヨーク編が全体を通じて観ると浮いていたように感じる点。

あとヘルシンキは他の都市と比べるとメトロポリタン的な要素に欠けていてこれもどうなんだろう、などと思ったり。ただこの映画は論文などではないので整然とする必要は全くないのではあるのですが。

個人的には「パリ編」のベアトリス・ダルがいいもち味を出していたように感じ印象深い。それとウィノナ・ライダーの「メカぁニック」、ローマ編の「アーソー」の発音が耳に残る。

ジャームッシュ監督はある意味素朴な演出ながら、鑑賞後に温かい気持ちになれ、安心して観続けられる数少ない監督のひとり。






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