2001年宇宙の旅

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2001年宇宙の旅2001年宇宙の旅
2001: A Space Odyssey
1968年/アメリカ・イギリス/139分
監督・製作・脚本:スタンリー・キューブリック
原作・脚本:アーサー・C・クラーク
撮影:ジェフリー・アンスワース、ジョン・オルコット
出演:ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルヴェスター、ダニエル・リクター、レナード・ロシター、他
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昔、というか10年程前に観た「2001年宇宙の旅」を観よう観ようと何年も思いつつようやく再度鑑賞。

作品の概要・解釈などについては『ウィキペディア(Wikipedia)』の「2001年宇宙の旅」を参照。

作品は他の「フルメタルジャケット」や「博士の異常な愛情」などのキューブリック作品のように「追いつめられる緊張感」が高い作品。

宙に舞ったゴリラ?の骨と宇宙船のジャンプカットや、ラストのあたりの「自分が知覚したもの、そのものになってしまう」ところなどは単にその映像の見せ方のアイデアに脱帽。

「リアルな映像体験」とか書いてある文章なども見かけるが、あれだけゆっくり動くものをワンカットて見せたらリアル以外になることはないと思ってしまうのは自分だけだろうか。

キューブリック監督は美術にもかなり凝っているのでそれだけワンカットにたいする絵画的な価値が高いとは思うのだが、そうなるとなおさらリアルになるのは当たり前にような。

個人的には人類の始まり〜スターチャイルドの誕生までのプロットの展開にもう少しひっかかりがあってシーンを有機的に結合できる契機を見つけられれば、そこから派生させていろいろ考えたりできそうだとは思うが、自分の頭ではなかなか難しいところです。不可解感は好きだが、もう少し分からないとあれこれと考えられない、というか。







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