セックスボランティア

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セックスボランティアセックスボランティア
河合 香織

新潮社

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この「セックスボランティア」を既に読んだ方はご存知とは思いますが、キャッチの聞いた書名とはうらはら、貴重な情報がまとめられた真面目なルポタージュでした。

自分の周りにも「障害」という枠に属した人がいますが、読んでいていろいろ考えさせられる、身につまされる情報が多かった。

このテーマは福祉の問題とも大きく関わってくると思うが「自分の権利を主張する=自分は損したくない」ような人が多い中、努力しても、今の現状が打開されるには何百年もかかりそうな気がしてきました。

日本では、「頑張ること」が美徳とされている→みんないっぱいいっぱいになりがち→自分のことで精一杯、というような流れで、人間を思考する、社会を思考する、文化を思考する、習慣もなければその価値も低いように、なんてことを考えてしまったり。

とはいえ、いろいろと鼓舞されるところは多かったので、今後自分の生活の中から実践したいものです。







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