![]() | のんきな姉さん 2002年/日本/82分 監督・脚本:七里圭 原作:森鴎外、唐十郎 、 山本直樹 撮影:たむらまさき 音楽:侘美秀俊 助監督:西川美和 出演:梶原阿貴、塩田貞治、大森南朋、梓、細田玲菜、三浦友和、他 Amazonで詳しく見る |
山本直樹氏原作の同名マンガの映画化、という頭で見始めたのでイヤラシイ、ポルノグラフィックな雰囲気のある映画を想像していたが、そういう映画ではなかった。
その上、十数年前に観た、諏訪敦彦監督の「Mother」を彷彿とさせる役者や画面の印象、おそらく撮影監督のたむらまさき氏やその他のスタッフなどが共通しているような印象を受けた。
カメラやフィルムの種類、現像方法などのハード的なものだけかもしれないが、演出家をたてない渡辺真紀子さん主演の短編映画集「TAMPEN/短編」にも通ずる部分があった。
脚本は原作・原案が森鴎外氏・唐十郎氏・山本直樹氏とのことだが、山本直樹氏の原作漫画しか読んでいないが、独自の詩的な解釈が施されているようでユニークな作風に仕上がっている。
三浦友和さんの芝居は現場ではどう受け止められていたかが興味深いが、作品中ではしまりのある演技でよい意味の安心感がある。
ちなみに監督は廣木隆一の「ラマン」で脚本を務めた七里圭監督。