![]() | クロエ デラックス版 Chloe 2001年/日本 /128分 監督・脚本:利重剛、原作:ボリス・ヴィアン 脚本:萩生田宏治 撮影:篠田昇 編集:掛須秀一 出演:永瀬正敏、ともさかりえ、塚本晋也、松田美由紀、鈴木卓爾、青山真治、西島秀俊、他 Amazonで詳しく見る |
原案が原案だけにストーリー展開は観始めて30分でラストが読めるのですが、それとは別に、ライティングや演出、場面設定など「お金をかけずに手間かける」というか、映画愛に裏打ちされた様々なアイデアが散りばめられており、それを感じれる者は、それだけでいい気持ちになれる「映画的な映画」。
塚本晋也監督のキャラクターやセリフは「心に響く」と同時に「どこかユーモラス」に感じられる。青山真治監督の「キタノ役」やもキャラクター設定などが面白い。「医者役」に西島秀俊さんが現れたときも少しびっくりしました。
ところで青山真治監督の「ユリイカ」には利重剛監督が出演していますが、「クロエ」の青山監督よりも「ユリイカ」の利重監督の方が存在感があるように思うのは私だけだろうか? どっちの監督が使い方うまいのか、役者としての力量があるのかはわかりませんが。(笑)
そう、こうゆう派手さはないがある部分をちゃんと描いている映画って案外少ないように思います。
興行成績などにばかり気をとられていると、いい映画は作られにくくなることを再認識。「クロエ」が興行的に駄目だったわけではありません。