レイクサイド マーダーケース

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レイクサイド マーダーケースレイクサイド マーダーケース
2004年/日本/118分
監督・脚本:青山真治
原作:東野圭吾
撮影:田村正毅
出演:役所広司、薬師丸ひろ子、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる、眞野裕子、黒田福美、豊川悦司、他
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大概のミステリー・サスペンスものがそうであるように、鑑賞中はところどころ爆笑しつつ、くいいるように観ていたが、観終えた後の満足感は不思議と低い映画だった。

単純にオチに納得がいっていないからのように思いますが、つじつまに関しては映像表現が雑だったからのように思う。東野圭吾氏の原作は読んでいませんが、女性写真家がどこで事件と関わりをもったのか、子供の行動は予測不能、というだけの説明など、半ば「強引」ともとれる説明だけでは、観ている側は納得しにくいので、満足感を得るのは難しい。

役者陣はすこぶる豪華。鶴見辰吾さん、杉田かおるさんの「金八先生コンビ」は夫婦役だし、「Wの悲劇」「セーラー服と機関銃」などの角川映画などを彷彿とさせる、薬師丸ひろ子さん、ほとんど声を発しなかった黒田福美さん、他にも役所広司さんや豊川悦司さん、柄本明さんなども、持ち味を生かした演技で観ている者を安心させる。

鶴見辰吾さんの演技っぷりには随時爆笑。

眞野裕子さんは初見でしたが、端整な顔立ちから想像できないナチュラルかつ大胆な脱ぎっぷりには「こんな綺麗な人がこんなに惜しげもなく」と良い意味で驚いた。眞野裕子さんは青山監督の「ユリイカ」にも出演しているようなので、今度もう一度彼女を探しつつ鑑賞したいものです。彼女は今のクールで放映中の「だめんずウォーカー」にも出演中とのことで、最近売れてきている役者さんなのかもしれません。ヌードやカラミのシーンなどのセクシャルな演技は、役者のその作品に賭ける想いが表現されやすいことを再確認。

過去の青山真治監督作品を思い返すと「EM EMBALMING/エンバーミング」に近いような感じがした。

「レイクサイド…」はサイコものではありませんが、娯楽ものにも関わらず、「作品に華がない感じ」は共通している。「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」は行き過ぎだとするならば、「ユリイカ」「Helpless」くらいの、リアルと非リアル、非娯楽と娯楽のバランスくらいの作品が青山真治監督の真骨頂のような気がする。

2007年4月に完成予定の新作「サッド・ヴァケイション」も浅野忠信さんや石田えりさん、板谷夕夏さん、宮崎あおいさん、オダギリジョーさん、光石研さん、嶋田久作さん、豊原功補さんなど、そうそうたる面々が出演しているようで俄然気になるところ。







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