![]() | ドッペルゲンガー 2002年/日本/107分 監督・脚本:黒沢清 脚本:古澤健 撮影:水口智之 出演:役所広司、永作博美、ユースケ・サンタマリア、ダンカン、戸田昌宏、佐藤仁美、柄本明、他 Amazonで詳しく見る |
という台詞なんかは観ている者に「どっちが本物?」という問いに疑問を投げかけてる気がする。
もちろん答えはないんだけど、自分的にはその混乱が気持ち良く感じる。
あと、ちょっと無理があるけど、自分の好きな「マルホランドドライブ」や「ツィゴイネルワイゼン」などにもみられる、ある部分での解釈不能性があるように思う。心地よい不可解があるというか。。曖昧さを肯定しているというか。。
黒沢作品はいつも後半「自分が今何を観ているんだかわからないんだけど、気持ち良く観れてしまう感じがあって、今回も堪能。
ささいなところでもふきだしながら観てしまった。永作博美の「どうでもよくなってきた」というセリフあたりからユースケとのからみなど、展開が面白い。
でも、今回はかなり図式的な感じは気になった。黒澤清作品はいつも「流れるよう」な作風ではないけれど、パズル的というか、血がこもってないというか。土くさい、というより、宇宙人的な印象。