![]() | サラバンド Saraband 2006年/スウェーデン/112分/R-15 監督・脚本:イングマール・ベルイマン 製作:ピア・エーンヴァル 撮影:レイモンド・ウェンメンロブ、ペーオー・ラント、ソフィ・ストリッド 出演:リヴ・ウルマン、エルランド・ヨセフソン、ボリエ・アールステット、ユーリア・ダフヴェニウス、グンネル・フレッド、他 Amazonで詳しく見る |
円山町に引っ越しをした、ユーロスペースで初めて鑑賞。
ハイビジョン撮影のビデオ上映でしたが、同じハイビジョンでも最終的に、フィルムにプリントするかしないかで大きな質感の違いがでることを改めて発見。
ハイビジョンはきれいといえばそうですが、プロジェクターなどの上映装置にもよるとは思うが、劇場の大写しには向いていないように思う。どちらかといえばDVDなどのデジタルメディアとの相性は良いとは思いますが。
ちなみに、この「サラバンド」は15禁になっていますが、何故なんだろう。父と娘が舌を絡ませたディープキスをするシーンと、老人の全裸が映るシーンはありますが「卑猥さ」はどこにも感じなかったのですが。
個人的には全裸の老人のカットでボカシが入っていた部分で、昔の妻を目の前にしてイレクトしていたかどうかは作品の解釈を変えるかもしれない大事な部分だと思うのですが、それがボカシが入っているためにペニスが見えないのは滑稽だ。
ビデ倫のようにとは言わないにせよ、見せるべきところは見せてくれないと単なる検閲になりかねない。映倫の考えることはよくわかりません。
内容は日本でいっても「低予算映画」の部類にはいるような、地味な画が続きますが、人間の素朴な部分を的確に表現しているからか飽きることはなかった。共感する、できる、かどうかはありますが、確かな映画、という感じ。
これほど老人目線での語りがリアルな映画も珍しい。等身大のベルイマン=とってもユニーク、ということか。
「サラバンド」公式サイト
http://www.saraband-movie.com/