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帯は「ホラー小説」のようなキャッチでしたが、そもそも「ホラー小説」を読まないのでどんなものか解からないまま鑑賞。
経験的には「楳図かずお」漫画の画が浮かんでくるような作品。
楽んで一気読みでしたが、「ミシン」や「世界の終わりという名の雑貨店」のような、なんというか人間の内面描写が薄く感じてしまう。「下妻物語」と同じくらいの程度だろうか。
ジャンル的に仕方のないことなのかもしれませんが。
例によって「尻切れ」な感もあるので、続編の可能性もあるかもしれない。
読む者にページを繰らせる力はさすが。