![]() | ラ・ジュテ / サン・ソレイユ La Jetee、1962年/フランス/29分 監督・脚本・撮影:クリス・マイケル 製作:アナトール・ドーマン 撮影:ジャン・チアボー、音楽:トレヴァ・ダンカン 出演:エレーヌ・シャトラン、ジャック・ルドー、ダフォ・アニシ、他 Amazonで詳しく見る |
かれこれ15年くらい名前だけは知っていたクリス・マイケル作品をほんとにようやく鑑賞。
フォト・ロマンとのことですが、当然観終えても動画ではなく静止画ばかりが思い出されます。
個人的にフランス語の音の響きが好きなので、ナレーションの言葉は音楽のように聴こえて心地よい。
ただ、フィルムのコストのことなどを考えると、動画でやる必然性はあるのだろうか? という問いを考えざる終えない。
現在ならWebでもよいと思うが紙媒体で十分表現できる内容なのではないかと思ってしまう。
本編の写真は本人が写真家でもあるように、画角、光、ともにすばらしい画の連続だったのは素晴らしかったのですが。
あと、テリー・ギリアム監督が「12モンキーズ」を撮るためのインスピレーションを与えた作品、とあるが、解説がないと自分には解りませぬ。
このDVDには「ラ・ジュテ 」と「サン・ソレイユ」の2編が収録されている。「ラ・ジュテ 」自体の尺は30分程なので、すぐに鑑賞できて観やすい作品。
コメント (1)
こんにちは。
「ラ・ジュテ」の筋をそのまま「12モンキース」でつかっているんですよ。
"原作"といってもいい感じです。
「ラ・ジュテ」は、写真というより、動画(コマ送り)の感覚で観られちゃいましたね。
いまだったら、管理人さんがおっしゃるとおりWeb上でやるんじゃないですか。でも、管理人さんが引っ張っているデータにあるとおり、1962年の作品ですから、それをいわれても監督さん困って天国で苦笑いするしかないですよ。
投稿者: しまくま | 2006年08月26日 08:53
日時: 2006年08月26日 08:53