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ハンバーガー・ヒル

ハンバーガー・ヒルハンバーガー・ヒル
Hamburger Hill
1987年/アメリカ/110分
製作・脚本:ジム カラバトソス
監督:ジョン・アーヴィン
出演:アンソニー・バリル、マイケル・ボートマン ドン、他
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スタンリー・キューブリック監督の「フルメタルジャケット」、オリバー・ストーン監督の「プラトーン」とともに話題になった「ベトナム戦争映画」。上記の2作品と比べると「保守的」というか「右翼的」な臭いのぷんぷんする映画だった。キューブリックと比べると「同じ題材でも監督が変われば作品はこうも変わる」例として代表的な作品な気がする。

たぶんというか間違いなく、作る側はとてもまじめに、恐らく命の危険を冒しながらこの作品を製作したに違いないが、「映画好き」としてはとても「予定調和」な展開を裏切ってくれるような期待感を抱かせない映画だった。こういう作品がジャンルの中に1つはあるべきだとは思うが、どうも礼賛したい気持にならないのは、自分の視野が狭いからなのだろうか、などと考えてしまう。

こういう映画を観ると頻繁に戦争を起こすアメリカって「人騒がせ」だ、と思う。とはいえ「おさわがせしてすみません」なんて気持はこれっぽっちも感じません。そうじゃない人もたくさんいるとは思うのですが…。


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2005年08月27日 03:49
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