« 大いなる遺産 | トップページ | オルランド »

修道女

修道女修道女
La Religieuse
1966年/フランス/131分
監督・脚本:ジャック・リヴェット
出演:アンナ・カリーナ、ミシュリーヌ・プレール、リゼロッテ・プルファー、他
Amazonで詳しく見る

何年も前にになりますが、たしかシネセゾンのオールナイトでゴダールの「女は女である」などと一緒に観たように思う。リヴェット汁だらだらの中期ヌーヴェルヴァーグの作品。

他の映画と同様に、今となっては内容を思い出せない映画のひとつなのですが、予想を超え、作品中盤から「銀幕にくぎ付け」になってことを覚えている。

特にアンナ・カリーナが刺すシーンでナイフのアップの画がカットインされているのを観たときにとても「ドキリ」とした記憶がよみがえります。クローズアップカットのカットインの成功例として引き合いにだしたくなります。

映画的には地味だったと思いますが、観終えた後に厭な気持ちになった記憶は全くありません。

以外とアンナ・カリーナがしっかり芝居をしている作品って少ないようにも思うので、そういうことでも貴重な作品。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sakaiakira.net/mt/mt-tb.cgi/171

コメントを投稿

プロフィール

「映画喫茶」は自主映画監督、酒井啓が鑑賞した映画や小説などの備忘録ブログです。詳細は公式サイトへどうぞ。
■公式サイト(日本語版・Japanese)
http://www.sakaiakira.net/
■公式サイト(英語版・English)
Official SAKAI Akira Website

About

2005年11月28日 06:48
に投稿された記事です。

前の記事→「大いなる遺産

次の記事→「オルランド

他にも多くの記事があります。
トップページ
アーカイブページ

PR



>