« ゴースト・ワールド | トップページ | H story »

ロスト・イン・トランスレーション

ロスト・イン・トランスレーションロスト・イン・トランスレーション
Lost In Translation
2003年/アメリカ・日本/102分
監督:ソフィア・コッポラ
出演:ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、他
Amazonで詳しく見る

ようやく「ロスト・イン・トランスレーション」を観ました。どうなんでしょうね。この映画は。

ソフィア・コッポラものは初めてなのですが、後味としては、煮え切らない、感が大きいですな。「ロスト」してしまっているから仕方のないこのなのかもしれませんが。

プロットをふまえると、画の積み上げ方がCMっぽく感じられたのは僕だけだろうか?
日本を題材にした海外の映画、というと、ヴェンダースの『東京画』を思い出します。
音楽に頼りすぎているからCMっぽいようにも思うのだけれど、僕の好きな曲が数曲使われていて、ちょっといい気分になってしまいました。

インディペンデントな臭いは好きなのですが、邦画で言うと、リアルっぽいファンタジー、というとこでは岩井俊二の映画などを思い出しました。

あと、ヨハンソンのエロのない肌の露出には、男心をくすぐられてしまいました、
そこらへんはソフィアのなせる技なのか。

ソフィアのお兄さんの『CQ』もそう思ったのですが、小規模なわりにはカチッとしている、というか、はみだしていない、というか、ちゃんとしている感があるのは、コッポラ一族特有のものなのか。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sakaiakira.net/mt/mt-tb.cgi/31

コメントを投稿

プロフィール

「映画喫茶」は自主映画監督、酒井啓が鑑賞した映画や小説などの備忘録ブログです。詳細は公式サイトへどうぞ。
■公式サイト(日本語版・Japanese)
http://www.sakaiakira.net/
■公式サイト(英語版・English)
Official SAKAI Akira Website

About

2004年12月05日 00:47
に投稿された記事です。

前の記事→「ゴースト・ワールド

次の記事→「H story

他にも多くの記事があります。
トップページ
アーカイブページ

PR



>