欲望

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欲望欲望
2005年/日本/133分/R-18
監督:篠原哲雄、企画・製作:鈴木光
原作:小池真理子
脚本:大森寿美男、川崎いづみ
撮影:上野彰吾
主題曲:布袋寅泰
出演:板谷由夏、村上淳、高岡早紀、利重剛、大森南朋、津川雅彦、他
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小池真理子氏原作の同名小説が原作の映画。

その原作を先に読んでいたのですが、ラストの方は映画独自だと思いますが、基本的に原作に忠実という感じだった。

小説ではあまり気にならなかったのですが、板谷由夏さんの演じる役柄に違和感を感じるところがあった。その時は一時的に勃たなくなった男に対して「できないのなら帰って」はどうなんだろう。フェラチオでも手コキでも、自分もセックスをしたい、快楽を共有したい、のならばできることはいろいろあるはず。

それと村上淳さんとの文字通りのカラミでも、勃起しないのならば、アナルとか使ったりしての前立腺プレイなど、不能が原因で、できないことはあるのかもしれませんが、諦めて悲観的になる前に、いろいろ試みるくらいのきおいは見せてほしいものです。そんなことを思ってしまうのは男性の私だけでしょうか。

全体的には主演の板谷由夏さん、村上淳さん、高岡早紀さんの他にも、利重剛監督や大森南朋さん、津川雅彦さんなども独自の存在感を発揮していて見ごたえがありました。

板谷由夏さんはデビュー作、大谷健太郎監督の「アベック・モン・マリ」の頃、「演技するって何ですか」と言っていたようですが、その頃と比べると全裸でセックスシーンに挑むなんて、腹が据わっている、というか女優としての気合を感じないわけにはいきません。







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