ジョゼと虎と魚たち

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ジョゼと虎と魚たちジョゼと虎と魚たち
2003年/日本/116分/PG-12
監督:犬童一心
原作:田辺聖子
脚本:渡辺あや
撮影:蔦井孝洋
音楽:くるり
出演:妻夫木聡、池脇千鶴、新井浩文、上野樹里、江口徳子、他
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長い間気にはなっていたのですが、数年越しでようやく鑑賞。

犬童一心監督作品は何年も前の東京国際映画際で「金髪の草原」を観て以来となります。犬童監督は「トニー滝谷」などの市川準監督作品の助監督などをしていたことは知っていたのですが、自主映画出身の監督さんだとは知りませんでした。

この「ジョゼと虎と魚たち」は田辺聖子氏の原作ものですが、登場人物、特に妻夫木さんの演じる役柄のキャラクターの設定に違和感があった。

ので、結果的に、このプロットならばわざわざ映画でなくても、テレビの特番などでやればいいような気はしてしまった。女性身体障害者の報われない恋愛、というストーリー全体がしっくり来ない感があった。

とはいえ、画作りはCMというよりは、必要以上に奇麗な画を目指していない感じがして、良い意味で自主映画的、というか高感度があった。

あと、池脇千鶴さんや妻夫木さんの弟の奥さん役のヌードなど「脱ぐ必然」はあまり感じないヌードがあり、原作に忠実だっただけかもしれませんが、この映画のリアリティーを深めることにつながっていると思う。


■「ジョゼと虎と魚たち」公式Webサイト
http://jozeetora.com/







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